2016-09-19から1日間の記事一覧
ウッソの母、ミューラ・ミゲルはオカルティックな夢まで根拠にして息子に「ニュータイプ」や「希望」といった、自分自身では手に入れられなかったものを押し付け、英才教育という名の洗脳教育を施した挙句、彼を手放そうともしない。ウッソは彼女の人生の補…
ガンダムSEEDで悪評高い(?)福田己津央がコンテを切っている29話。特に何か問題がある訳でもない。全てのコンテは富野が修正するらしいのだが、それでもスタッフロールに名前が載るのは「仕事を認めてやり、自尊心を傷つけないように」という配慮かららし…
「タイヤが空を飛ぶな!」 舞台を宇宙に移してからのVガンダムは「バイク戦艦」の違和感を打ち消すために様々な演出をおこなってきた。だがそれにも限界がある。とうとうこの28話前後から、登場人物がVガンダムの世界観を揶揄するような台詞を言い始めるのだ…
「あなまたが此処までこなければ、こうはならなかった」 カテジナのこの台詞はメチャクチャを言ってるのだが、彼女からすれば、自分を追い込んだのはウッソなのだ。ウッソは天才パイロットで、リガミリティアのヒーローだ。その素直な性格から誰にでも愛され…
シュラク隊のリーダー、ジュンコ・ジュンコがその短い生涯を終える。シュラク隊のメンバーは仕事にのめり込み過ぎて短命だ。ウッソに言わせると「生き急いでいる」。何故ここまで焦るのか。実は彼女たちは今日でいうところの「負け犬」的存在だといえないだ…
女王マリアを人質にとってザンスカールからの脱出を図ったウッソだが、クロノクルに強引に阻まれてしまう。このクロノクルの、実姉の身の安全を無視したように見える行動には少々驚かされる。実弟としての個人的立場よりも、軍人としての立場を優先したのだ…
「大尉は変わろうと必死なんだ」 カテジナの台詞のとおり、この25話では、今までどことなく頼りないおぼっちゃん風だったクロノクルが「大人の男」に成長するために努力する姿が描かれる。ウッソと異なり、クロノクルとカテジナは努力と成長の価値を素直に信…
上昇志向をむき出しにするカテジナは、クロノクルに「野心」の有無を問う。彼女はクロノクルの「器の大きさ」を測り始めている。彼女は捕まえた男のグレードで自分の価値が決まると思っているのだろう。一応、今のポジションでも女王マリアの弟の女なのだか…
ウッソたちはザンスカール本国に潜入するのだが、この間、視聴者は戦争の動向が分からない。ガンダムを「戦記物」として観ている視聴者は戸惑うと思う。物語のどこにピントが合っているのかよく分からないからだ。 過去のガンダム・シリーズは「連邦 VS ジオ…